いずものブログ

自分の考えを残したいです

糸をほどく方法

 行動の優先順位を決めたり、原因を追及したりする場合、知識が少なく技能が低いと、たちまち思考停止になる。

 例えば、相手の行動を修正したい場合、網羅的に見ていけば、自分の身なりや相手の心理など、原因は内的、外的と様々。

 生きていく間の制限された時間の中で、体験や知識に興味を持ち、仮説と検証をする過程から事象と原因の関連性を発見し、解を求めるべき。でも、難しい。特に先が見えないようで重荷と思える事象は、目を伏せたくなる。思考の作業から逃げてしまう。

 そういう積もり積もった事象は時として噴出し、間欠泉のように吹き上げる。こうなってしまうと自分でも抑えることが出来ない。焦燥感や怒りの衝動は人間関係や自分を破壊してしまう。

 心を体系的に整理し、関連性から事象の本質を確認する過程で、自分と事象を同じ目線で考え直す。例えば、親。なぜうまくいかないのか。なぜうまくいきたいのか。良質の解はないかもしれないが、方向性は導出できる。

 自分の心と話し合う過程で、自分の考えや軌跡を自分と認め合うことが、自信となり唐突な事象についても、自分の納得できる妥当な対応ができるのだろう。生産性や効率性を重視した、ある人から見ればつまらない人生観かも知れないけれど、他人の意見に振り回されて生き死んでしまうよりは、ずっとましだと思う。

 

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