いずものブログ

自分の考えを残したいです

受動的自分

仕事を早く覚えたり、行動したりする姿勢として、能動的態度がよいとされている。指示で行動する前に、自分で考えてクリティカルパスを自分で描けるよう訓練するためだ。効率を上げるには、事象を経験的な感性だけではなく、定量的に解釈し、効果を見極めることで、最短で目標を達成できる道筋を描けると思う。

 

仕事だけではなく、人生も多分に漏れない。この40年あまりを振り替えってみると、成果はない。何も自分をリバイスできていない。自信もないし、武器もない。生きる存在意義を感じられない。無力、無駄な存在と言える。そうやって考えると、なぜ生きているのに進捗も進歩もないのかと、悲しく辛くなってしまう。

ゴミ箱の絡まった毛糸をほぐしては絡め、誰も必要のない作業に人生を浪費しているのだ。

人生は短く、細く、脆く、不穏だ。

自分の人生のはずなのに、操縦席には別人がいつも座っている。こんな人生なら離脱したい。それを決めるのは自分しかいない。